160cc、4サイクルエンジンを搭載しています。中央部のネジを外すと、エンジン部は分離されます。
上に立ったレバー(クラッチ)を右、あるいは左に倒すことにより、メインロープの回転方向が反転します。左端のドラムにメインロープを巻付けます。
写真の右側端はアクセルレバーで、メインロープの搬送速度を変えることができます。リード線が
付いているので、操作性が良く、かつ安全です。
左側のロープは、駆動装置を固定するための
アンカーロープです。
可逆駆動装置を載せるための架台です。
木製で軽く、組立式なので、林内に運んだ後に組み立てます。
底に幅広の板を履いているので、安定して駆動装置を支えることができます。
架台と一体になった駆動装置。
ネジでしっかり固定されるため、安定しています。
写真のように、メインロープを巻き付けます。
クラッチを右に倒すと、右側のドラムにエンジンの力が伝わり、3~4回巻したメインロープが引張られ、木材が牽引されます。
クラッチを左に倒すと、左側のドラムにエンジンの力が伝わり、1~2回巻したメインロープが引張られ、空荷の搬器が返送されます。
両ドラムの直径が1.5倍異なり、搬器返送時には
スピードが1.5倍、速くなります。