トラブル防止 全般

 トラブル防止の上で、最も大切なのは「Simple is Best !」の理念です。

機材の配置がより単純であれば問題の発生が少なく、問題が発生した場合でも、問題の理解が容易です。

また、配置が単純であれば、立ち入りが危険な領域を容易に認識でき、重大事故を避けることができます。

 

 トラブル防止に関する全般的な事項を列挙すれば、以下の通りです。

 

①事前準備を充分に行う。

 作業の成否は、事前準備に負うところが大きく、

 1)現場の下見

 2)機材配置計画図の作成

 3)必要機材の準備、整備

 が求められます。

 参加者との事前打合せ、作業内容の周知も大切です。

 

②機材設置は手順に従い確実に実施し、設置後、機材やメインロープの状態を確認する。

 事前準備の段階で予想できなかった支障が有れば、協議し対応する。

 

③材搬送時の安全は、駆動装置のドライバーが負うことになるので、トランシーバー等で参加者の安全を

 確認した上で、エンジンを始動する。

 搬送時に異常を感じたら、直ちに、エンジンを停止する。

 

④トラブルが発生し、原因の理解・究明が難しい場合には、下記の弊機関担当者に連絡、相談する。

  TEL 080-9881-1556 相談担当 香取(katori@office.email.ne.jp)

 相談には、機材配置計画図の送付が必要になる場合が有ります。

 機材配置が複雑になる場合には、事前に相談するのが得策です。

 

⑤その日の作業が終了した時、設置された機材の状態を簡単にでも確認する。

 

⑥全作業が終了し機材を撤収、収納する際には、機材を良く整備し、最善の状態を保つ。